元、茨木西中水泳部部長、専門はフリーです。
16歳から裏町のガラの超悪い、でも清んだガラスープが超うまい大衆中華料理店で勤務。
その後、スポーツクラブのヘルシーラウンジ運営や築地魚河岸仲買、音楽とエスニック創作料理のバー経営など数々の飲食現場一筋。
20代後半で縁あってものを書くようになりました。

はじめてスパイスだけで（ブイヨンやルーを使わず）カレーを作ったのが1980年代半ば。タイから輸入された4種類のカレーキットでした。
当時勤めていた店のスタッフたちに食べてもらいましたが、そのシャブシャブとした感じやスパイスの鮮烈すぎる風味が、それまでのとろみもコクも深い日本のカレーとはあまりに違い、これが美味いのか不味いのかよくわからず、みんな無言。

ちょうどその頃、京阪神にスパイスと出汁を融合させた本場の気配を醸しつつもうまみを利かせたカレーを出す店が林立し、とても影響を受けました。（一流メディアでも90年代以降と平気で書いてあるがそれは大きな間違い！）

その後90年代に入り、関西各地に現地の料理人による本場本格レストランがラッシュし、縁あってインドを中心としたアジアの人たちと交友が広がり、料理のみならず音楽や映画、哲学など幅広い文化に触れることに。

1998年、いろいろあって三重・松阪で日替わりインド料理『ＴＨＡＬＩ』を開業。ベジとノンベジの定食、毎日挽きたてのスパイスを使用、たまに自家栽培の無農薬野菜を使用、というのが評判になり、あちこちのメディアからも注目していただきました。

長くなるのでこのへんでやめておきます（笑）　
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